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2018年1月7日日曜日

360度写真投稿20170130 貝柄山公園【過去分】

 ここのブログに360度写真投稿記録を書くようになったのは昨年の夏前あたりですから、それ以前のものは特に記録が残されていません
Googleマップ投稿直後にGoogle+の方には書き残しているですけれどG+は過去記事をひっぱりだすのに向かないですから自身で確認する機会もなく時間が経つと私自身その現場のあれこれは忘れてしまってたり・・・

この記事は【過去投稿 2017年1月頃にGoogleマップへアップ済】の記録です。

と、いうわけなので過去投稿分の話題を順序関係なく発掘順にこちらにまとめていくことにしました。
撮ったことは憶えていてもそれ以外のことを忘れている現場などもありますから全部カバーできるとは考えていませんが、できるだけ拾いあげていこうと思うんです。

と、いうことで先ず最初は・・・・・・

 鎌ケ谷市貝柄山公園 
この記事は千葉県鎌ケ谷市にある貝柄山公園についてのものです。
都合上、その元となった谷津田についても触れています。

もともと谷津田(谷間につくられる田んぼ)があった場所に作られたものなので公園はやや低い土地になっています。

 …って名称あげて写真貼ってももローカルなものなので全然伝わらないと思いますが・・・・

そうそう、以前仕事で360度写真撮っていた時ですが、仕事上で付き合いがあった方に手許の360度写真のサンプルをいくつか見せたのですがその時言われたこと。

✿行ったことがない/知らない場所・特に関心を持っていない場所この場合、360度写真見せられても特に面白いとも感じない

✿その逆にあたる、行ったことがある/知っている場所・関心を持っている場所この場合は360度写真ってとても有用な情報になる。

あるいはせめて著名な施設・観光地なりであるならばその価値を認める。
…確かそんな意見だったと思いますが、言われて気付きましたが全くその通りだと思いました。

なので、ネット上にぽつんと貝柄山公園の撮影記事アップしても100%近い方は何ソレ?みたいな感じなんだと思いますw
ここのブログ記事は全て自分向けの記録用に書いているメモですからそれは仕方ないことです^^

ですから…私以外の方で今回の記事に付き合えるのはこの場所を知る地域の方とか360度写真自体に関心持っている方なんだと思います。

同じ意味で、、普段投稿している神社の360度写真にしてもネット上の殆どの方にとってはあまり関心のないものということになりますね。
それでもひたすら360度写真を撮ってマップにアップしていっているのは、一義にローカルガイドの活動だから…

21ノードコンステレーション
90度単位±2.0EV 3枚素材HDR (1ノード分を12枚素材で構成)
この場所のリスティングはこちらです。

下のサムネイルのリンク先は拡大2:1写真です。
360度はリスティング先(Googleマップ)からご覧下さい。


■谷津田跡〜貝柄山公園までのおはなし
貝柄山公園は谷間の田んぼを意味する”谷津田” 跡につくられた公園ですが、この公園が整備される以前の姿は現在の姿からは想像できないくらいの荒れ放題でした。
この貝柄山公園が整備された場所は、資料では昭和31年に田んぼとして使われていることを示す写真が残されていますが定期的に撮られていた航空写真を見る限り遅くとも40年代前半までには順次放棄されている雰囲気が見てとれます。
つまりそこから数十年の間、ずっと放置状態だったことになりますが完全に沼地化していました。
昔買った六切航空写真(谷津田付近トリミング)
Googleマップ

-谷津田跡と暮らしの関係-
谷津田跡は街を分断するkm単位の長さの幅の広い溝みたいなものでしたからそのへんは河川で分断された街とかと同じ感覚。
地元(上の写真で言うと谷津田を境に左側)に暮らす者にとってはここを超えて街の中心(商業施設・駅・学校)のある向こう側に行く必要がありました。
但し、ここはキホン沼地で排水臭もある場所でしたし畦道の名残はあってもズブズブ沈んで泥に足をとられるのでまともに歩けない場所も多かったのでどこでも渡れるという感じではなかったと思います。
もちろん後の精工舎通りのような谷津田と同時につくられた古い道路はありますが、それ以外にちゃんと整備された道はなかったです。(通学路用につくられた簡単な道なら小学校裏に1つありました)

「渡る」コースとして一番有用だったのが現貝柄山公園付近にあったショートカットコースです。
自治体が整備した道ではなく皆が踏み固めただけの幅1m未満の獣道っぽいものですが東中沢側からヨーカドー・中学校正面へ向かう道へ抜けるためのもの・・・。
このコースは精工舎通りを迂回するコースに比べてごっそり1km以上の距離を回避できるので大勢が利用していたと思います。
現在このショートカットは住宅の壁ができてしまって消失していますが土地取得の部分で無理があったのかもしれません。

妥協としてなのか公園施設が国道464近くまで及んでいるのを利用して464号へ抜けるコースがあります。公園ができると同時に使えるようになったコースですが、公園ができた当時とは違う道になったもののコース自体は残されました。
と、書いてて思いましたが思いっきりローカルな内容。
ネットでこの記事を見た100%近い方にとって全く意味をもたない情報です・・・・・

谷津田はその自然の地形を活かした防空壕も掘られていましたが宅地開発が始まる寸前までその姿を残していました。
また、この貝柄山公園(谷津田跡)のそばには中沢貝塚がリスティングされていますが、この貝塚の発掘調査は昭和37年5月に大々的に行われているようで、それ以降宅地造成前には再度掘り返す程度のことはしていたため現在の貝塚表層部からは新たな発見はもうないと思います。

・・・・で、現在の貝柄山公園ですけれどオアシス的な場所になっている感じがします。
精工舎工場がなくなったあたりから宅地開発が急激に進んで、以前の様子と比べるととっても窮屈な印象を受ける街になってしまいましたから、緩衝としてこういうやや広めの公園を置いて空を中心に周囲視界広くするのは気分切り替えもできて良いですしね。



不定期だと思いますけれど今後も過去投稿分思い出し記録を書いていこうと思います。


以下、360度写真撮影関係(撮影の話題)へのリンク

Googleマップへの360度写真投稿の話
一眼レフでの360度写真の撮り方 
HDRについて
PTGuiの作業・流れのみを…
底面(nadir)をどうしようかという話題  
Photo Sphereを撮る意味  
タグ(VR)


文中で使用されている用語・単位・略語の意味です。

コンステレーション
接続のことです。
複数の360度写真間を矢印で移動できるように接続を組むこと。

90度±2.0EV3枚素材
基準露出に対して±2.0EVでブラケット撮影を行ったものという意味で、1つの面につき-2.0/0.0/+2.0の3枚を撮影しています。
これをフリ90度で4面撮っているので12枚の素材から作っているHDRの360度写真ということになります。

ノード
そのまま交点の意味ですから、360度写真の場合は接続前提で用意されたもの(あるいは接続されたセット)という意味を持ちます。
なので厳密には1枚のみ単独で提出される360度写真はノードとは呼びません。

但し360度写真は複数枚の写真素材を元に作られるため、その素材の”枚”と区別するために、便宜上360度写真1枚のことを1ノードと表記することもあります。
現在では360度写真も”枚”で数えるようになってきましたが、個人的にはまだそれに慣れていないのでノードを単位に使っています。  

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